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直下率って…
建築確認申請時に、現在はチェックされていませんが、直下率も大事にしたい数値と言えます。
柱と壁の直下率
2階建て住宅の屋根の重量は、小屋の梁を介して、2階の柱・壁で支えます、さらに、屋根及び2階の重量は1階の柱・壁で支えます。2階の柱や壁の真下にどれだけの1階の柱や壁が存在するのかを表す数値を直下率と言っています。CADの図をみてみましょう。
柱直下率とは、2階の柱の真下に1階の柱がある2階の柱の数を2階の柱の総数に対しての比率を言います。推奨:50%以上となっていますが70%以上を目指したいものです。(昔は100%を目指した頃もあったそうです。)
壁直下率とは、2階の壁の真下に1階の壁がある2階の壁の数を2階の壁の総数に対しての比率を言います。推奨:60%以上となっていますが、デザインを優先したプランではなかなか厳しいものがあります。
耐力壁の直下率
耐力壁直下率とは、2階の耐力壁の真下に1階の耐力壁がある2階の耐力壁の数を2階の耐力壁の総数に対しての比率を言います。推奨:60%以上となっていますが、壁直下率と同じように、デザインを優先したプランでは非常に難しいものになります。
構造計算のすすめ
木造2階建て住宅は、壁量計算・偏芯率計算・直下率の確認・スパン表による梁材(横架材)の確認などの比較的簡単な計算で建物の強度を計算できます。
費用は許容応力度計算に比べ1/7~1/8位です。
梁材(横架材)などは、構造計算に比べ、ややおおきめのサイズになることが多いので、材木の量は構造計算時の材木量に比べ若干多くなりその分材木費用も上がりますが、構造計算料+材木の増える金額でくらべても、構造計算料の半分程度になることが多くみられコストダウンにつながります。
しかし、熊本地震では、長期優良住宅の中にも被害を受けた住宅がみられたと報告がありました。被害をうけた住宅の中には直下率が50%を下回っていた事が、その特徴のひとつにあげられています。
木造2階建ての住宅であっても、住宅の形状が複雑であったり、柱や壁・耐力壁の直下率が60%未満のプランは構造計算によって安全を確かめる方が良いのかもしれません。
※現在材料価格の変動、材料供給の不安定のため、本サイト内に記載の建物金額と
異なるご提案となる場合がございますが、変動幅を少しでも抑えられるよう、取り組んでおります。
参考価格としてご参照いただき、詳しくはお問い合わせください。
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