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壁量計算って…

構造計算は、安全な住宅を造るために、とても大切です。

9-07【いろいろな構造計算…？】のなかでも言いましたが、構造計算には４種類の構造計算の方法がありますが、木造２階建てに関しては比較的安全？と言う事もあって、簡易な壁量計算も認められています。

壁量計算についての詳しい情報は、いろいろなＨＰで詳細に解説してあるページがたくさんありますので、そちらを参考にしてください、壁量計算と偏芯率ををクリアする事で確認申請に対応することができています、勿論、梁（横架材）の強さの確認も忘れてはいけませんが。

私たちはＣＡＤを用いて、壁量計算で建物の強さやバランス（偏芯率）の確認を行った上で、建築士事務所と連携をとってプランづくりをすすめています。下の図はＣＡＤの壁量計算等の図です。

建築基準法の壁量計算の数値は、１階・２階とも、壁量充足率に表示され、Ｙ軸方向・Ｘ軸方向、それぞれ１．０をクリアすればＯＫとなります。又、偏芯率の数値は、０．３以下であれば確認申請に対応することができていますが、０．１５以下が安全であるとも言われています。
１階


２階


近頃よく耳にする、等級１・２・３は建物の強さを表し、住宅性能表示で用いられています。

建築基準法をクリアできるレベルが等級１となります。
建築基準法をクリアできるレベルの概ね１．２５倍の強さが等級２となります。
建築基準法をクリアできるレベルの概ね１．５倍の強さが等級３となり、現在等級３を超えるレベルは設定されていませんので、等級３が最高レベルとなっています。

１階


２階


壁量計算は、比較的簡単にシンプルな建物の強さを確認することができます。しかし、複雑な形状の建物は、別に構造計算を行ったほうが、より安心でしょう。