バァーナホームでは新築を建てたお客様から実際にお叱りをうけた内容とその対応について包み隠さず公開しております。

新しく購入した家具の搬入は、引っ越しの前日の今日を指定してある。

早速、十時ごろにさわらぎやが家具を運んできた。
例の「カリモク」であつらえたダイニングテーブルと食器棚である。

テーブルは、天板と脚の取り付けをしなければならない。
食器棚も、把手の取り付けをしなければならない。
両者とも、なかなかいい感じのものが完成しつつある。

カタログや展示会場で見ている色と、このわが家に納まったときの感じとは違うはずだ。
そのことはよく分かっているつもりだった。

しかし、そんな懸念は消えてしまった。
運ばれてきた家具を見て、晴れやかさの中に落ちついた木目が効いていて、この新居にたいへんよくマッチしている。

思っていたよりもずいぶん感じのいいテーブルと食器棚に、二人とも大満足だ。
午後には、大塚家具がリビングボードを運んで来た。
このボードはなかなか決まらなかったものの一つである。

最近、リビングボードということばはあまり使われず、どちらかというと、テレビボードという名称がよく使われる。
背が低くオープンになっているため、奥行きの短い部屋でもあまり圧迫感を受けない。

しかし、どっしり感がなく、広い部屋では貧弱に感じる。
私はどちらかというと、背の高い重厚なものが好きだ。

この、背の高い重厚な感じのするリビングボードは今でもたくさんあるが、重厚さを醸し出すため、どちらかといえば黒っぽい色調のものが多く、私たちが求めている淡い色のものは少ない。

それに、わが家でも背の低いものを置いてはどうかという意見もあって、なかなか決まらなかったのである。

ダイニングテーブルと食器棚は「カリモク」を、そしてリビングボードは「大塚家具」のものを選んだ。
よく似た色合いを選んだつもりだが、何しろ別々の場所で別々の日に選んだものだから、全く同じ色合いとは期待していなかった。

しかし、両者がひとつ屋根の下に収まってよく見てみると、全く同じものであるといっていいほどよく似ている。
同じメーカーと言っても通用するほど同じような感じがする。

これもまた、二人で満足感を味わっていた。

次は【電気・水道・ガスが揃った】です。

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