バァーナホームでは新築を建てたお客様から実際にお叱りをうけた内容とその対応について包み隠さず公開しております。

四月二十九日は「みどりの日」。

市の検査は終了しているらしい。
わが家が市の基準どおりに出来上がっているかどうかを、茨木市がチェックし、ＯＫのサインを出すだけである。

住宅保証機構の検査もある。
これもすでに終わっているはずだ。
さらに、施主の検査といって、この家の建築を依頼した者、すなわちこの家に住む者の検査がある。

午後一時という約束なので、昼食を済ませて自転車で出かけた。
社長の赤い車はもう七番の駐車場に停まっていた。

おもてに廻ると、外構もほぼ完了していて、エポロックがきれいに光っていた。
少し明るすぎるような感じだが、暗いよりはいい。

家そのものが洋風の明るくてきれいなつくりだから、庭もその雰囲気によくマッチしている。
門柱も仕上がっていて、あとは塗装だけである。

塗装の色は何色にするのか、またまた迷うところだが、社長が「この色にしておきました。」と。
塗装が済めば、インターホンの取り付けができる。
外構工事はこれで終わりだ。

室内の点検が始まる。
キッチン・カウンタートップの汚れが少し気になる。
蛇口から出る水の音が大きすぎるようだ。
床の一部分が少し汚れている。
シャッターが重い。
このくらいだろうか。

テンマデンキの佐伯氏が最終工事をやっていた。
三階の電灯経路に配線ミスがあって、電灯が点かない。
天井を破って一部の配線をやり直さなければならない。

これだけの複雑な配線、ミスが起きてもおかしくないくらい。
私がやったら、もっと多くのミスが出ているだろう。

しかし、私は素人、佐伯氏はプロの職人だ。
丁重に私の了解を求めていた。

次は【新居に家具が運ばれて来た】です。

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