バァーナホームでは新築を建てたお客様から実際にお叱りをうけた内容とその対応について包み隠さず公開しております。

一旦、家に帰り、住宅雑誌を見ていると、階段手すりの仕様の同じような写真が出ている。

こんな風な出来上がりにしてほしい、と、午後にはもう一度現場に行って、棟梁に届けた。

午後、現場に着くと、電気工事が進んでいた。
今日で、一旦終了らしい。
二、三質問を受け、それに答えたくらいで、「明日午後に、確認に来ますから……。」と返事して帰宅した。

翌日から、学校は期末考査のため午前中だけ。帰りに現場に立ち寄って電気工事の確認をした。

ずいぶんいろいろな点で配慮してもらっている。
普通なら、こちらからの追加注文には快い回答が得られないと聞くが、この佐伯さんはこちらの注文に対して、百パーセントＯＫしてくれる。

私も電気のことは心得ているつもりなので、話の内容がツーカーで好都合である。

初めに自分で書いた配線の図面以外にも、かなりの注文を付けた。
現場で追加注文をしたのも幾つもある。
そのすべてを快く引き受けてくれている。
非常にありがたいことだ。

二階から三階に続く階段は、まだ工事が始まっていないため、この部分の配線工事が一部残されてはいるが、その他は完全であった。
ただ、インターホンの位置が少し高すぎる感じだ。

これだけは電話でテンマデンキに伝えておこう。
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　一旦、電話を切って、「あ、そうだ。電話線の配線の変更をお願いしておいた方がよいかも知れない。」と思って、彼の携帯に電話を入れた。

というのは、二階の私の仕事部屋のレイアウトを考え直してみて、コンピュータの置場を変えた方がよさそうだ。

インターネットは今のところやっていないが、いずれやるようなことになれば、その位置にも電話線が入っている方がよい。

もちろん、部屋内でのことだから線を延長してもよいわけである。
しかし、この際、「かも知れぬ」内容でも、思い切って壁の内側に配線をお願いしておいた方がよさそうだ。

前にバァーナの社長が言っていた。
「コンセントなどは、あとで後悔しないように、将来のことも考えてやっておきなさい。」と。

電話をかけ直してこの旨を伝えた。
「それじゃ、一本線を追加してその部分まで延ばしておきますわ。あとで必要になったとき、その線を利用してください。」と、実に明快な返事だった。

帰りに寄ってみた、今日、バァーナの社長が来られたらしい。
「階段の下の切り込みは丸がいいのでは……。」とは、社長の談。

相変わらず社長の好みが出ている。
一度よく考えてみることにする。

次は【あっ、そうだ】です。

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