バァーナホームでは新築を建てたお客様から実際にお叱りをうけた内容とその対応について包み隠さず公開しております。

材木会社から人が一人来ていた。

「ご挨拶を」、というので話をした。
好青年で、何とも人当たりのいい人物。

「ひのきのいい香りがするでしょう。」という話から始まり、いろんな話をする中でバァーナの話になる。

バァーナの下請けだからといって、決してお世辞を言ってるとは思わないが、真の意味で高い評価を聞いた。
社長の人柄というか、職人気質というのか、そのあたりが下請け会社にも高い評判を得ているようだ。

こんなに頑丈な基礎を作らなくてもいけるのに、というような内容の話が交わされている。
基礎の現場を見てきただけに、誠にもっともなことである。

午後四時ごろ、ほとんど棟が上がってから社長が到着。
ふと、柱の一本一本を見てみると、集成木は一本もない。
「あれッ」と思ったが、社長曰く、「総ひのきづくりですよ。」と。

なるほど、ひのきのいい香りがするはずだ。

私は、契約の段階で、通し柱になる数本の柱は「ひのき」になると思っていたが、すべての柱が「ひのき」である。これには、正直驚いた。

また、重みのかかる柱は太めの四寸角が用いられている。
さらに、二本並べて立てられている柱もある。

材木は京都八幡の「桂木材」から運ばれてきた。
桂木材の社長の話では、バァーナの社長は木材にこだわるらしい。
しかも、「ひのき」を特に愛する人。
今までにバァーナが建てた家で「総ひのきづくり」の家は、今回が初めてだそうだ。

この私の家の新築に際して、そこまで気を入れてくれたのかと思うにつけ、バァーナ社長には深い感謝の念でいっぱいだ。

次は【「雨」は儀式が終わるまで待っててくれた】です。

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