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道路と土地の高さの関係
道路面又は隣地面より土地の面の方が高い場合。「家が建つところが一段高いところにあって、なんだか立派に見えるなぁ」なんて思いますよね。確かに、それはそうなのですが土地を選ぶとき、この高さが非常に重要な意味をもってくるのです。
図の中の濃い茶色部分を「法面」といいます。この法面は、家を建てるときに、土台を支える重要なポイントとなります。
いくら丈夫な家を建てても、この部分がしっかりしていないと、土台となる土が崩れ落ちてしまうからです。
それを防ぐには、「擁壁工事」を行わなければなりません。
擁壁工事とは、図の灰色の部分に、鉄筋コンクリートなどを用いて、この部分が崩れるのを防ぐ工事のことです。
余分にお金がかかります!
工事が必要、ということは余分にお金が掛かるということ。
その部分の状態や面積によっては、数百万円掛かってしまうことも少なくありません。
土地代、家の建設工事費、その他費用、総費用を4000万円と予定していても、予定外の費用としてこの擁壁工事に500万円掛かってしまったら困りますよね。
予定は大幅に狂い、最悪の場合、家を建てることができなくなってしまいます。
もちろん、すでにきっちりとした擁壁工事が行われているなら問題はないでしょう。
土地を決める前に、擁壁工事が必要かどうかをしっかり確認してくださいね。親切な不動産業者なら、事前にその辺りの説明もしてくれるはずです。
また、擁壁工事が必要な場合は、いくら掛かるのかも調べておきましょう。
擁壁工事が必要であっても、事前に費用が分かれば、その費用も含めて「土地代」と考えてもいいでしょう。
その「土地代」があなたの予算に見合っていれば、問題はありませんよね。
擁壁工事については、家を建てる業者に見てもらおう!
「家を建てるために必要な擁壁工事の費用」を出してもらうのは、不動産業者ではなく、実際に家を建てる側の人間、つまりハウスメーカーや工務店に頼んでください。
どの程度の工事が必要なのかを判断した上で、よりハッキリとした金額を出してくれると思います。
購入を考えている土地に古い家が建っており、すでに擁壁工事が施されていたとしても同じ事と考えて、再確認をするほうがいいでしょう。
次にあなたが家を建てるときに、そのままでいいとは限りません。
きっちりチェックしてもらってください。
きちんと擁壁工事がされている土地とされていない土地では、後に掛かってくる費用が大きく変ってくるでしょう。
※現在材料価格の変動、材料供給の不安定のため、本サイト内に記載の建物金額と
異なるご提案となる場合がございますが、変動幅を少しでも抑えられるよう、取り組んでおります。
参考価格としてご参照いただき、詳しくはお問い合わせください。
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