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高い？安い？…坪単価のからくり？？

家を建てるに当たって、一番気になるのが予算ですよね。
予算の話で必ず出てくるのが「坪単価」。

「坪単価」とは、このグレードの家を建てるには、この坪単価でできますよ。
という目安なのです。
【広めの納戸が…】でお話ししましたが、もう一度おさらいしてみましょう。

坪単価だけでは判断できない。

「坪単価」とは建てる家の本体価格を、坪あたりいくらかで示したものです。
・普通部屋　→　坪単価が安い
・クローゼット　→　坪単価が高い
というのは、前にお話した通り。

…他にも、

・家の面積が広い　→　坪単価が安い
・家の面積が狭い　→　坪単価が高い
ということや、

・家の形がシンプル　→　坪単価が安い
・家の形が複雑　→　坪単価が高い
ということや、

・間取りが一般的　→　坪単価が安い
・間取りが複雑　→　坪単価が高い
ということも言えます。

家の本体価格は建物本体価格ともいいます。
建物本体価格には、一般的に、キッチン・お風呂・洗面台等の設備を標準仕様に含めて坪単価を計算しているメーカーが多いようです。

つまり、「坪単価○○円！」と表示されていても、家の大きさや形や間取り、使用している建材、台所や風呂などの設備によって、その内容は随分変わってきます。

坪単価は、標準仕様を元に、計算されています。
ので、坪単価だけでは、家の仕様やグレードを判別することはできないのです。

そのほか、近頃よく目にするコミコミ価格。
このコミコミ価格も基本的には、同じ様な構造になります。
どちらが、「いい」、「悪い」と言うことではないのですが、別の機会に述べたいと思ますので、ご興味のある方はそちらをご覧ください。

と言うことで、「安い・高い」は、坪単価だけでは判断できるものではないのです。
まずは、住宅メーカーに明確な基準があるかを確認しておきましょう。