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まずは、パートナー候補選びから

雑誌や本で情報収集、住宅展示場にも足を運び、家づくりの予算やイメージが固まってきたら、いよいよパートナー選びの始まりです。
具体的にどこに頼むかを決めるわけですが、すこし注意点を…。

手当たり次第はよくありません。

できるだけ色んな会社を見て決める方が、後悔が少ないはず。
そして、色んな会社を競わせれば、安くなるはず。
両方ごもっとも。
最初から１社に絞るのは難しいですし、色々な会社の商品や営業マンを見て比較検討した方が良いと思います。

しかし、どのメーカーの営業マンも、自社商品の素晴らしさを話し、「うちが一番ですよ」と言ってくるもの。
でも、本当は、あなたの理想の家も話さないうちに「うちが一番」などと言えるはずがありません。
一体どうやって選べば良いのか？

候補は３社までに絞ろう

まずは、それまで集めた情報を元に、全く候補にもならない会社の営業マンには、きっぱり断りましょう。
そして気になった営業マンとじっくり話してみましょう。
まずは、このじっくり話をしてみる会社を３社程度に絞る方が良いでしょう。

各社とも打ち合わせは、あなたや家族の休日になりますよね。
１回１時間としても３時間。
１日に３時間も真剣に話を聞いたり、質問をしたりというのは、想像以上に疲れます。

これに加え、電話やファックスでのアポイントの調整にも案外時間がかかります。
もちろん、労力をいとわなければ、５社６社にしっかり話を聞くのも悪くありません。

けれど、日々の生活と並行しながら、これらの作業を進めるのは、大変なことです。
また、家族で話し合う時間も必要です。時間に負われ、ついついイライラしてしまい、夫婦ゲンカに発展してしまう、なんてこともなきにしもあらず。
ですから、できれば、もうひとつ前の段階で３社程度に絞ったほうがいいでしょう。

また、夫婦の意見をまとめおくことも大切です。
これに意外と時間が掛かったりして…。
せっかくの家づくり、色々な物事を冷静な判断が出来るように、あなたの生活・心身のコンディションとも最高の状態で望んでくださいね。
家づくりは、結構疲れるものなのです。

同じ条件・要望を出して、比較検討を

さて、いよいよあなたの家の具体的なプランや費用を導き出す作業の始まりです。
初めてのあなたの家のプラン。
ここでやっと各社のプラン力や価格を知ることができます。
このとき、各社に同じ条件・要望を出しましょう。
同じ条件・要望でなければ、３社を比較検討することができません。

「土地の広さはこれぐらい」「予算はいくらまで」「リビングはできるだけ広く」など、なるべく具体的に要望を出しましょう。
例え、同じ条件で・要望であっても、各社得手・不得手がありますので、似たようなプランになることはありません。

また、見積もりは会社によって表示や分け方が違いますので、きちんと説明してもらってくださいね。

提案されたプランより見るべきもの

出揃ったプランを見て比較検討。も、大事ですが、まだ１度目のプラン。
どれもあなたが完全に満足するものとは言えないでしょう。
今、見るべきはプランより営業マンです。
提案してきたプランの説明の仕方、応対、人となり、あなたとの相性などをしっかり見極めましょう。

そして本当に信頼できる営業マンかどうかを判断してください。
そもそも、ここで出てきたプランはまだまだ未完成のもの。
その後、営業マンとやり取りしながら、いくらでもいい物にすることができるでしょう。
もちろん、選んだ３社の提案が、あなたの心に全く響かなかった場合は、候補から選び直してください。

このように、何度も何度も打ち合わせを繰り返し、あなたの夢や思いを存分に話し、少しずつあなたの理想の家が出来上がっていくのです。