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やっぱりやるべき？地鎮祭

大まかなプランが出来上がり、ようやく着工の目処がついた頃。
ほとんどの方が、気になってくるのが「地鎮祭」「上棟式」といったご祝儀のこと。
した方が良いのか、しなくても良いのか。
少々デリケートなお話の上、地方によっても習慣の違いもありますので、参考程度に読んでみてください。

地鎮祭とは…

地鎮祭とは、着工に先立ち、その土地の神様をお祭りし、工事の無事とそこに住む家族の繁栄を祈願するものです。
神主さんに来てもらい、土地の四方に竹を立て、竹に縄を渡す。
その中で、神事を執り行います。
一般的には、神式が多いですが、仏式やキリスト教式など、他の宗教でも同じような式があります。

地鎮祭の手配

では、誰がどうやって手配するのか。本来であれば、施主が氏神様か近くの神社にお願いするのが一番です。
しかし、頼んだ神社が普段あまり地鎮祭をされない場合、当日神主さんをお迎えに行ったり、祭壇を運んだり、海の物、山の物のお供え物を用意したりと、結構手間が掛かり
ます。

一方、住宅会社などに手配を頼むと、遠方の神社の神主さんが来られたりする場合もありますが、施主は祭典費を用意するだけで済みます。

この祭典費は、玉串料や初穂料と言いますが、神主さんにお渡しするときは、封筒に「御神前」と表書きし、施主から直接、神主さんに収めます。
相場は、5万円程度と言ったところです。

で、した方が良いの？しなくても良いの？

さて、本題の「した方が良いのか、しなくても良いのか」。
これは、施主の気持ち次第です。
「何となくしておいた方がいいかな？」「めったにあることじゃないし」などと思えば、お勧めしますし、「別に気にならない」のであれば、する必要はないと思います。

私たち、業者側の人間としては、どちらでも構いません。
また、地鎮祭をすると、施主の休日で大安吉日の日を選ぶことになり、地鎮祭のために着工待ちになることもあるでしょう。
業者によっては、「どちらかと言うとされない方が…」なんて意見もあります。
私達がお手伝いさせていただいている案件では、２～３割の方が地鎮祭をされています。
こんな曖昧な結論ですが、本当に、あなたの気持ち次第なんです。