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主人の部屋を北に持ってくると、本当に早死にするのか？

家相風水の世界では、「主人の部屋を北～北西に置くと、早死にする」という話があるそうです。
本当なのでしょうか？
家相風水には、色々な考え方や捉え方があります。今からここでするお話も、あくまで、ひとつの考え方と思って読んでください。

優先させるべきものは？

家相について、少し気になるなぁという方は、何冊か家相の本を読んでみてください。
全く同じ事を書いてある部分と、それぞれに違う部分があります。
全ての先生が、共通して「悪い」という部分で、根拠のある内容については、気をつけておいても損はないでしょう。

例えば、鬼門・裏鬼門。
鬼門である北東や南西に、トイレやお風呂、台所などを置くのは良くないとされています。

実はこれには、きちんとした根拠があるのです。
冬は、北東から風が吹いてきます。
風上にトイレが合っては、家の中にトイレの匂いが流れてくるかもしれません。

また、夏は南西から風が吹きます。日当たりがよく、風が通りにくい位置にあっては、臭いが篭ってしまいます。
昔は、水洗トイレではなかったので、なおのこと、衛生上もよくありません。

そして昔は、台所や風呂では必ず火を焚いていました。風上で火を起こすのは危ない。
このように、家相風水というのは中国の昔からの言い伝えであり、その中にはしっかりとした根拠のあるものも多いのです。

ただ、土地が狭く、気候風土や風向きも違う日本に、そっくりそのまま当てはめるのもどうかと思います。
家相よりも使い勝手や採光、通気性の良さなどを優先させるほうが、健康で快適に過ごせる家ができるのではないでしょうか？

北向きの部屋は本当に健康を害するのか？

始めにご紹介した家相風水の一説。
「主人の部屋を北～北西に主人の部屋を置くと、早死にする」というのも、北向きの部屋は、日当たりが悪く寒いからと、いう根拠のある話ではあります。
しかし一年365日、一日中ずっとその部屋にいるわけではありません。
とするとあまり気にする必要はないと思います。
それに、北向きの部屋で寒いなら、部屋を温かくする工夫をすれば良いだけの話です。

補う方法は？

風水家相で物件を見ると、全ての条件をクリアしている物件などありません。さすがに、全てが悪い物件、というのはちょっと気にかかるかもしれません。

しかし、少し悪いところがある時、先生に相談してみるのも良いかもしれません。
良い先生は、補う方法を沢山ご存じです。
楽しい我が家にするために、お知恵を借りましょう。