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今はきれい！でも１０年後は・・・？

世界にひとつだけの私の家。
外観デザインだってとことんこだわって、とびきりおしゃれなものを・・・。
そんな風に考える人が増え、ひと昔前では考えられなかったような、おしゃれで洗練された家がどんどん建てられています。
ところで、あなたの家、５年後１０年後のことまで考えてデザインしていますか？

真っ白な家は永遠に真っ白ではない

軒がなく、雪のように真っ白な家。完成したときには、うっとりするぐらい美しくても、５年経ち、１０年経ち、壁の汚れが目立ってきたら・・・。
なんだかみすぼらしいものになってしまうかもしれません。
常に風雨にさらされ、太陽の光、排気ガス、ほこりなどを浴び続ける外壁は、きちんとメンテナンスしていても、どうしても汚れてしまいます。
素材、色、などは、先々のことを考えて選びましょうよ。

もちろん、これは白い壁に限った話ではありません。どんな色の外壁も、長い年月が経てば、必ず汚れたり、色褪せたり、してしまうものです。軒のない家も同じ。おしゃれで洗練されたデザインも、雨だれで壁がどんどん汚れてしまえば台無しです。

場所、気候風土を踏まえて、未来の姿を予想する

じゃあ、外壁は白にしないほうがいいの？
いえいえ、そんなことはありません。例えば、郊外の空気のきれいな場所に家を建てる場合と、常にたくさんの車が通る大通りの前に建てる場合とでは、汚れ方も違います。

要するに、家の建っている場所と、気候風土などを踏まえた上で、５年先、１０年先のことまで考え、素材や色を選んでほしいということなのです。
そして、モデルルームやカタログだけではなく、実際に周りの家の外壁を見て回り、先々のことまで確認してから、決めてほしいのです。

良い担当者であれば、今のことだけでなく、未来のことまで考えてアドバイスしてくれるはずです。
１０年後「この家、昔はきれいだったのになぁ…」なんて、悲しい言葉を言わないですむように、よく考えてから選びましょう。