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風の通り道をつくろう2
前項では、風の通り道の作り方についてお話ししました。
しかし、家々が密集している都心の住宅地で、自然の風を採り込むのは難しいものです。2方向に窓が取れたとしても、すぐそばに隣家の壁があれば、思うように風は通りません。
ここでは、より効率よく通風させる、ちょっとした工夫をご紹介します。
建物の位置や吹き抜けを利用する
隣家との間隔が、大きければ大きいほど、風が流れやすくなる。
小さくても庭を作ったり、ガレージの配置を変えたりすることで、ある程度の間隔を保つことができるかもしれません。
また、中庭を設けるのも効果的です。これは通風だけでなく、採光の面でも良いですね。
吹き抜けや階段スペースに天窓をつくり、垂直方向に風を流すのも良いでしょう。
室内のドアにガラリをつけて、廊下を風の通り道にするのもおすすめです。
大通り沿いなど、開放しにくい位置にある窓では、格子をつけたり、目隠しとなる植栽を施したり、ルーバー窓(数枚の板状になった可動式のガラスをハンドルなどで開閉する窓)を用いることで、プライバシーを守りながら、換気することができます。
家の通気性を上げる3つのポイント
1.通気口を設ける
風の通り道をつくるのは、何も窓だけではありません。
通気口だって、立派な風の通り道になります。
床下や屋根裏だけでなく、室内に通気口を設けて、通気を確保することも出来ます。
また、天井に近い位置の通気口は、部屋の熱気を逃すのにも役立ちます。
ただし、冬は冷たい風の吹き込み口となってしまいます。
室内の通気口は、必ず開閉できるものにしておきましょう。
2.収納スペースにガラリを活用
納戸やクローゼットが家の中の風を遮ってしまわないよう、収納スペースにも窓やガラリを設けましょう。収納している物のためにも、換気は重要です。
3.床に通気口を設けて、床下の風を採り入れる
床の隅に通気口を設ければ、床下の風を採り入れることが出来ます。
この方法を取る場合には、基礎内部の地盤面をコンクリートで仕上げ、土の匂いや湿気が室内に流れこまないようにする必要があります。
防虫用の網をつけることもお忘れなく。
こんなちょっとしたことで、心地よい風を取り入れ、より快適な生活を送ることができるのです。
小さなことの積み重ねが快適な家をつくる。いつも心に刻んでおきたいですね。
住まいの大敵!カビとダニ
さて、換気の重要性のところでも少し触れましたが、換気がうまくいかなければ、住まいの大敵、カビ・ダニが発生してしまいます。
梅雨時期は、湿度が高くなるので特に注意が必要です。
大切な家を蝕むだけでなく、喘息や鼻炎の原因ともなる住まいと体の大敵、カビ・ダニについて考えてみましょう。
カビとダニの発生条件
ではまず、カビとダニの発生条件を見てみましょう。
●カビ
室温20度・湿度80%以上。これが、カビの一番発生しやすい条件です。
カビの胞子は、空気中をふわふわと漂い、温度・水分・栄養の3つの条件が揃えば、どこにでも発生します。
風呂場やトイレ、押入れ、北側の部屋の部屋の隅、壁、タンスの裏など、家の中には、カビの発生しやすい場所がたくさんあります。
●ダニ
ダニの繁殖条件は、室温20~30度、相対湿度60%。湿度が高く、暖かい梅雨時期は、ダニにとって、絶好の繁殖時期となってしまいます。
食べ物のカスや、人間のアカ・フケまで餌にして、次々に仲間を増やしていくのです。
カビ・ダニが発生しない環境は人間にとって快適な環境
家の中の風通しを良くし、結露対策を施す。
そして、毎日こまめに掃除すれば、カビ・ダニの発生しにくい環境をつくることが出来ます。
「通気性がよく清潔」。
カビ・ダビの発生しにくい環境とは、イコール人間にとって快適な環境とも言えますね。
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