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この記事は東京で活躍されていられる「マンション購入支援ファイナンシャル
プランナー」の方のブログです。
使用について、ご了解を頂いた記事です。
http://www.lifeandhomesolution.com
“狭小・木造・3階建住宅”に注意 その2
“狭小・木造・3階建住宅”の購入を検討する方に
「なぜマンションではなく一戸建てを検討するのですか?」と尋ねると
多くの方は価格的メリットを挙げます。
「一戸建てなのにマンションより安いから」と。
確かに同じような立地条件のマンションと比較すると
“狭小・木造・3階建住宅”の方が安い場合が少なくありません。
しかし安いにはそれなりの理由があります。
というか、“狭小・木造・3階建住宅”は、
“安さ”のみを追求している住宅だといっても過言ではなのです。
つまりその多くは、元々1棟の住宅があった敷地を分割し、
狭い敷地でもそれなりの床面積を確保するため3階建てとしています。
しかも本来3階建てなら軽量鉄骨造か鉄筋コンクリート造としたいところですが、
コスト削減のため木造で造った、そんな物件だということです。
一方で、3階建ての場合、建物の強度を確認するため構造計算を行なう必要があり、
それだけ柱や壁の強度が問われる建物なのですが、
当然強度を高めるためにはコストがかかります。
しかしそれはコストカットゆえに木造3階建てにしたという点と相反することになり、
それゆえ建築の専門家の中には、木造3階建て住宅の約9割は欠陥住宅であると
指摘する者さえあります。
つまり、“安さ”を追求した“狭小・木造・3階建住宅”は
見えないところで手抜き工事が行なわれたり、
必要な強度が確保されていない可能性があるというのです。
もちろん全てがそうだとは思いませんが、
注意するに越したことはありません。
また前回も指摘いたしましたように“狭小・木造・3階建住宅”には永住できません。
よって遅かれ早かれ住み替えをすることになりますが、
ではこの住宅、どれほどの資産価値を有するのでしょう?
その売却益をもってして住み替えが可能なのでしょうか?
私はバブル期前ならともかく、
これからこの“狭小・木造・3階建住宅”の資産価値が高まる要素は
ほとんどないと思っています。
なぜなら現在、全国的に、また首都圏においても住宅が大量に余っているからです。
住宅が余れば、住宅の価値は全体的に下がり、
さらに不便な住宅、つまり古かったり、狭かったり、
住みにくかったりする物件から先に切り捨てられていきます。
また年々住まいに求める面積が広くなっている中にあって
増築不可の“狭小・木造・3階建住宅”は真っ先に
切り捨てられる物件に該当する可能性が高いと思います。
もちろん、“狭小・木造・3階建住宅”であっても
子どもが大きくなるまでの十数年、あるいは老後までの間、
マイホームを持ち、思い通りのインテリアに囲まれ
充実した生活を送ることは充分可能でしょう。
ですから私は“狭小・木造・3階建住宅”の購入そのものを決して否定はしません。
ただこれまで述べてきたようなリスクがあることを覚悟してほしいのです。
もし不安なら、また詳細をお聞きになりたいならご相談をお受けします。
ぜひ「安くマイホームが買える!」などと安易に購入を決意なさらぬよう
注意していただきたく思います。
※現在材料価格の変動、材料供給の不安定のため、本サイト内に記載の建物金額と
異なるご提案となる場合がございますが、変動幅を少しでも抑えられるよう、取り組んでおります。
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