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上棟式とは…

上棟式は、棟梁や大工さんたちへの感謝の気持ちを表す意味で行われます。
昔は、近所で上棟式があると、子供たちにお菓子を配ったりして、みんなで楽しんだものです。

今は、ほぼ略式で行うので、地鎮祭と違い神主さんに来ていただくことは少ないです。
現場監督さんなどが、司会をして式を進める事が多く、通常、祭典費用は掛かりません。

「お札」を棟木（屋根）に収め、これまでの工事の無事を慶び、これからの工事の無事を祈願します。

その後、施主が職人さんたちを労う宴を開きます。
このとき、ご祝儀を出すのが一般的です。
棟梁や頭に１～３万円。他の職人さんに、５千円から１万円というのが相場です。

で、した方が良いの？しなくても良いの？

さて、こちらも「した方が良いのか、しなくても良いのか」の話ですが。
上棟式は、地鎮祭と違い、施主が職人をもてなすという色合いが濃いので、業者側がお断りしやすいこともあり、業者によっては、ほとんどしないというところもあるそうで
す。

しかし、私たちがお手伝いさせていただいている件では、大事な我が家の上棟式と言う事で、お施主様のご家族、また時折、親しい友人の方も参加されて、簡素でも上棟式、
ご祝儀をされる方が多いです。
ほとんどの場合、宴はお茶で、施主の挨拶、監督・棟梁の挨拶のみで、短時間で済ませています。

また、工事中の現場にお施主様が来るこの日は、現場を案内して説明する機会にもなります。

こちらもあくまで気持ちの問題です。ひとつの例として、参考にしていただければと思います。