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子ども部屋はいつ必要なのか？

子どもがいる家庭の場合、家を建てる時の子ども部屋の確保が一つのキーポイントになってきます。ここでは、子ども部屋について考えてみましょう。

その子の１０年後２０年後を想像してプランニングを

子どもがまだ赤ちゃんや幼稚園児のうちは、自分の部屋は必要ないのかもしれません。
しかし、ある程度の年令になったら、例え狭いスペースであってもプライバシーが守れる部屋を用意してあげたいものです。
今はまだ子どもが小さく、個室は必要なくても、いつか必要になるならプランの段階で、その部屋を考えておいた方がよいでしょう。

窓の取り方や、部屋の広さによって、様々な部屋の取り方ができます。
また、小さな子を持つ家庭では、子どもをどこに寝かせるのか？ということも、問題になってきます。昼間は一人遊びが好きな子でも、夜になると両親の元の方が安心し、ぐっすり眠れると思います。

よくあるパターンとしては、子どもが小さいうちは、和室に布団を敷き、家族全員一緒に眠り、ある程度大きくなってから子ども部屋を用意してあげるというものです。

子どもの性別や性格によっても部屋の取り方は変わってきます。また、兄弟、姉妹がいる場合、１人１部屋用意した方が良い場合もあれば、２人で１部屋でも構わない場合もあります。
まだ、お子さんが小さい人は、その子の10年後、20年後のことをしっかり想像して、プランを考えましょう。

一緒？別々？子どもの寝室

昔から「親子三人川の字で眠り…」なんてよく言いますね。日本では、子どもが小さいうちは、両親と同じ部屋で眠ることが多いようです。
しかし、ヨーロッパでは大半の家庭が小さな頃から両親と寝室を別にします。
寝室を別にすることは、子どもの自立を促すとも言われています。
ここでは前項に引き続き、子供部屋について考えてみたいと思います。

子供たちは、子ども部屋でどう過ごすのか　・・・？？

子どもがまだ小さい場合、すぐに子ども部屋を用意する必要はない、と言いました。とはいえ、いずれ必要になるもの。
子どもがまだ小さくても、家を建てると同時に子ども部屋を用意するご家庭も少なくありません。
ただこの場合も、昼間は、子ども部屋でたっぷり遊び、夜、眠るときには主寝室で両親と一緒に、というパターンが多いようです。

新しい家、自分のための部屋に喜ばない子はいないでしょうが、その気持ちと夜の一人寝はまた別の問題。部屋を用意するにしろ、しないにしろ、部屋を持ったときのお子さんの気持ちをしっかり考えてあげてください。
子どもは、用意してあげた空間を自分なりに工夫して楽しみながら、色々なことを学んでいきます。その時々の年齢に合った部屋の使い方ができるように。
・・・ひと工夫してみませんか？。

家族といえどもプライバシーは尊重して

家族も小さな社会。お互いのプランバシーを尊重することも大切です。子ども部屋に限らず、人の部屋に入るときにはノックをする。
人の部屋の机や棚の引き出しを勝手に開けない。
入浴やトイレの際の心配り…など、お互いが気持ちよく過ごすためにも、最低限のルールは守りたいもの。
「家づくり」というと、間取りや機能、設備のことばかり考えてしまいがちですが、時にはこんなことを話し合う時間を持つのもいいのかもしれませんね。