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この記事は東京で活躍されていられる「マンション購入支援ファイナンシャル
プランナー」の方のブログです。
使用について、ご了解を頂いた記事です。
http://www.lifeandhomesolution.com
“狭小・木造・3階建住宅”に注意 その1
私は自称『マンション購入支援FP』なのですが、
意外にも多くの一戸建ての検討者が相談に来られます。
もちろん、一戸建ての購入についても相談は可能ですが、
時おり“狭小・木造・3階建住宅”の購入を予定している方が相談に来られると、
やや困ってしまうことがあります。
なぜなら、それらの物件の概要を拝見したり、現地を見学したりするのですが、
どの物件もデメリットばかりが多く、いまだに購入をおすすめできる、というか、
購入を容認できる物件に、また購入をすすめられる検討者に出会っていないからです。
まず、そもそも“狭小・木造・3階建て住宅”とは何ぞや、という点ですが、
これは敷地面積が30坪以下の木造3階建て住宅を指し、
その多くは、「庭がない」、「自転車の置き場がない」、
「既に容積率、建ぺい率の上限で建てられていて増築不可」
「キッチン・トイレ・風呂・洗面所が同一フロアにない」など、
一戸建て住宅としてはメリットの少ない内容となっています。
特にキッチン、トイレなどの水周りが同一フロアにないのは致命的です。
なぜならそういう物件は永住できない可能性が高いからです。
まず老後について考えてみてください。
特に大きな病気やケガがなくても、足は不自由になり、
階段の上り下りが苦痛になる可能性が非常に大きくなります。
そうした中で、キッチン、トイレ、浴室、洗面所にいくため、
いちいち階段の上り下りがあり、しかもその階段が狭く、急だったとしたら
それは日常生活そのものが苦痛の連続であることを意味します。
さらにそうした物件の多くは寝室とバルコニー、洗濯機置き場とバルコニーも
階段で隔てられ、布団干しや洗濯物干しにも階段の上り下りがついてまわります。
また、もし車椅子での生活になったとしたら、玄関前のわずかな段差も障害となり、
玄関周りや廊下、水周りを拡げるリフォームが必要となりますが、
敷地に余裕がないと、こうしたリフォームも難しくなります。
そしてこれは老後だけの問題ではありません。
ケガなどで一時的に歩けなくなったり、松葉杖が必要になった場合も同様です。
また子育て世代にとっても、幼い子どもをおんぶやだっこしながらの階段の上り下り、
それが一日に何度となく続くわけです。
それなのに、こうした物件を検討する方の多くは、
物件のデメリットについて、長期的視点で深くは検討していないようです。
デメリットの一部を指摘すると、「この価格で一戸建てが買えるなら
多少のデメリットには目をつむる」と、口ではおっしゃいますが、
こうした将来のリスクを覚悟しているかというと、残念ながらそうではないようです。
確かに首都圏での住宅購入に、多少の妥協は不可欠とは存じますが、
それでもきちんとデメリットやリスクを理解し、納得して購入することが重要です。
次回のブログでは構造面や資産価値という観点で、
この“狭小・木造・3階建て住宅”の注意点を指摘いたします。
※現在材料価格の変動、材料供給の不安定のため、本サイト内に記載の建物金額と
異なるご提案となる場合がございますが、変動幅を少しでも抑えられるよう、取り組んでおります。
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